2019.05.22 松本にも寄れるお得なセット券!「上高地ゆうゆうきっぷ」で行く初夏の信州(3)
前回は、新宿から松本市経由で、上高地行きのバスが発着する新島々駅までの行程をご紹介しました。今回は、広告などでもおなじみの大正池、河童橋などのようすをお送りします!
12:50新島々駅→13:47大正池 上高地バスターミナルの手前で下車

まずは前回の続き、新島々駅。バスターミナルも兼ねている駅です。ここからバスで移動します。

奈川渡ダム付近にて。新宿を出たときは大雨だったのですが、この時点ではすでに快晴といってもいい天気に。松本で寄り道できる点が上手く活きたといえそうです。
新島々駅を出発したバスは、国道158号(野麦街道)沿いにどんどん山奥に入っていきます。バスの眺望も良いので、カメラの準備をしておくのもいいですね。途中、沢渡バスターミナルを経由して上高地へと向かいます。

上高地に入り、バスターミナルの手前3kmの位置にある、大正池で下車しました。このまま上高地バスターミナルまで乗る方が中心地には近いのですが、大正池から帰りの便に乗ろうとすると満員で乗れない可能性があります。余裕があれば、手前で降りて歩いて向かう方がおススメです。
大正池、田代池、河童橋……秘境・絶景の数々

大正池で降りて、まず目に飛び込んでくる「大正ホテル」。ご覧の通り、美しい山と森が出迎えてくれます。大正池のほとりに向かうために、少し歩きます。

池のほとりの木立がいい味出してます。

大正池に到着しました! 6月くらいだと、写真のような残雪を見ることができます。水の澄み具合と山の緑も素晴らしく、今まで見た池の中でも、三本の指に入るのではないでしょうか。

池のほとりで、皆さん思い思いに写真を撮っていました。

大正池から見える焼岳のようす。1915年に噴火し、それによって水がせき止められて大正池が誕生しました。だから「大正池」と呼ぶのですね。噴火から100年余りが経ちますが、いまだ荒々しい雰囲気を残しています。

別の位置から焼岳をもう一枚。太陽が照り付ける中、立ち枯れた木々が異様な存在感を放ちます。

ここからは森の中の遊歩道を通って上高地の中心地・河童橋を目指します。6月くらいだと日差しが強いので帽子を持参するのがおススメです。気温は晴れていても20度くらいですが、半袖でも何とかなります。歩くと暑くなるので、長袖でも薄手の方がいいかもしれません。

多くの人が訪れるためか、道はそこそこ整備されています。奥地に行くのでなければ、靴は登山用でなくても大丈夫そうです。

大正池から1kmほど歩くと、田代池が見えてきます。大正池と同じく焼岳の噴火でできた池ですが、水位が少ないためか湿原っぽい感じです。見た目は赤い池ですが水の透明度は高いらしく、魚も棲んでいます。

遊歩道も森ばかりではなく、写真のような開けた場所もあります。穂高連峰と手前の森の組み合わせがいい感じです。

時々現れる清流は、底がはっきり見えるほどの透明度を誇ります。ここまできれいだと、いやでも「汚しちゃいけないよな…」という気分になります。

田代池からさらに1kmほど歩いた場所にある、上高地帝国ホテル。日本屈指の山岳ホテルです。いかにも山っぽい作りが、上高地の風景によく似合っています。

こちらは正面から撮った写真。今は縁がないですが、そのうち泊まってみたいですね。

上高地帝国ホテルからは車道を歩いて、上高地バスターミナルに到着しました。駐車場にはすでに数十台のバスが。

バスターミナルに併設された、上高地観光センター。作りは山小屋風です。

中には展示スペースもあり、訪れたときは写真展が開催されていました。季節と時間によって雰囲気を変える上高地が、様々な視点から表現されています。

また、建物には軽食とお土産屋もありますので、ここまで歩き疲れた方は小休止しても良いかもしれません。

上高地バスターミナルから、河童橋まではさらに数分歩きます。目の前にはおなじみの橋が。

大正池から寄り道しながら歩くこと約一時間あまり、河童橋に到着しました。時間はすでに15時ですが、6月のためか西日を感じさせません。雨さえなければ、狙い目のシーズンかもしれないですね。ここからは周辺の写真を、何点かご紹介します。






上高地で一番有名な場所とあってか、周辺にはお土産屋やホテルなどもあります。一番最後の写真にある「五千尺ホテル」は、橋のロープが写真内に入るくらいの至近距離に位置しています。朝は眺めが良さそうですね。

さて、ここまで上高地の様々な場所を紹介してきましたが、帰りのバスの時間が近いためそろそろバスターミナルへ。明神池、ウェストン碑などのスポットは次回にすることにしました。上高地は基本的に歩きかつ距離があるので、泊まるのでなければ数回に分けて行く方がおススメです。

梓川と焼岳のようす。お気に入りの一枚です。この後は松本に戻って、辰野ほたる祭りに向かいました。
3回にわたってご紹介した「上高地ゆうゆうきっぷ」の旅はいかがだったでしょうか。6月は梅雨というイメージがありますが日も長く、雨を避けられれば有力な観光シーズンでもあります。天気予報がよろしくないときは、松本での途中下車を活かして柔軟な旅程を組みたいですね。興味を持たれた方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
上高地公式ウェブサイトはこちら
松本市公式観光情報「新まつもと物語」はこちら
松本ー新宿線のページはこちら
上高地ゆうゆうきっぷのページはこちら
さわやか信州号のページはこちら
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