2019.01.22 隠れた格安ルート! 東京から往復5,000円台で行く日帰り伊豆大島・椿まつりの旅(1)
伊豆大島は、1月末から3月まで、特産品の椿が見頃なことで知られています。2019年も、1月27日から3月24日まで「伊豆大島椿まつり」が開催されるため、旅行をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、伊豆大島のフェリーは運賃が高いことでもまた有名です。まずは、伊豆大島への主要航路の運賃を、表にまとめてみました。
航路 | 往復運賃(ジェット船) | 所要時間 |
---|---|---|
東京〜大島 | 15,180円 | 1時間45分~ |
久里浜〜大島 | 10,140円 | 1時間~ |
館山〜大島 (2月以降) |
9,080円 | 55分~ |
熱海〜大島 | 9,660円 | 45分~ |
伊東〜大島 | 8,040円 | 35分~ |
稲取〜大島 | 7,000円 | 35分~ |
※運賃は2019年1月現在のものです。詳細は東海汽船のページをご覧ください。
た、高い……高すぎる! 東京から行った場合、どのルートでも諭吉さんの出動は避けられなさそうです。思わず伊豆大島への旅行を躊躇ってしまいます。しかし、そんなバリ高運賃をひっくり返すくらいの素晴らしい割引が、用意されていました。
前置きが長くなりましたが、今回は伊豆大島に日帰りで行く、往復5,000円台の激安ルートを紹介します!
東海汽船の割引について
伊豆七島へのフェリーを運航している東海汽船は様々な割引を実施しています。ネットから申し込みできる割引としては「早期購入割引」「インターネット割引」があり、運賃が15%~20%ほどオトクになります。しかし、元の運賃の高さを考えると、もう少し安くなってほしいものです。実は、さらに安く行く方法があります。
便数限定! 完全自由行動の激安往復便
東海汽船では通常の割引の他、様々なツアーを実施しています。添乗員が付く一般的なツアーの他、「往復便だけ予約すればあとは自由」というフリータイプのものも。こちらは普通の運賃とは比較にならないほど安いです。以下、運賃の例を紹介します。
航路 | 往復運賃 | 利用できる主な時間帯 |
---|---|---|
東京〜大島 | 5,980円 | 東京:午後便 大島:午前便 |
館山〜大島 | 2,980円 | 館山:午後便(一部午前便) 大島:午後便 |
熱海〜大島 | 3,980円 | 熱海:午後便(一部午前便) 大島:午前便(一部午後便) |
伊東〜大島 | 2,980円 | 伊東:8:30発 大島:13:40発 (2/2~3/24の場合) |
稲取〜大島 | 2,480円 | 稲取:午前便(一部午後便) 大島:一部午後便(2/2~3/24は午前便も利用可) |
※利用できる便は日程によって異なります。詳細は東海汽船のツアーパンフレットをご覧ください。
通常運賃と比べて約60~70%引きという値引き率になります。乗れる便に制限があり、基本的に伊豆大島への宿泊を前提としたダイヤになっていますが、伊東発着便は常に日帰りが可能です(※館山発着便、稲取発着便は日帰りが難しい時期があります)。
東京から伊東までは青春18きっぷが使える(3/1~4/10)ため、伊豆大島までの交通費は約5,350円。東京発着便の通常運賃と比べて、約3分の1に抑えることができます。離島への交通費としてはなかなかリーズナブルではないでしょうか。
次回は、伊東往復便を使って、実際に伊豆大島の椿まつりに行ってみた様子をレポートします!