2019.04.02 離島でもオトクに。18きっぷで行く愛知・日間賀島のタコとフグ料理(1)
突然ですが皆さん、青春18きっぷで離島に行ったことはありますか? JRの切符のため、フェリーなどの移動手段が必要な離島に使うのは、少しイメージしづらいかもしれません。しかし、港までの交通手段も併せて考えると、結果的に最安となるケースも多くあります。今回は東京から向かう場合の一例として、愛知県・日間賀島を訪れてみました。タコ料理・フグ料理で有名な島ですが、18きっぷで途中まで向かうことで、大幅に交通費を安くすることができます。島までの旅程も含めて、写真付きでご紹介します!
日間賀島までの移動手段について
日間賀島は、愛知県の知多半島と渥美半島の間にある島です。東京から向かう場合、途中で私鉄・バス・フェリーなどへの乗り継ぎが必要になります。まずは料金について表にまとめてみました。
移動経路 | 運賃 |
---|---|
金山駅から河和駅 | 860円 |
知多武豊駅から河和駅(JR武豊駅から徒歩乗り換え) | 300円 |
河和港から日間賀島までの高速船 | 1,400円 (往復2,690円) |
師崎港から日間賀島までの高速船 | 700円 (往復1,340円) |
河和駅から師崎港までのバス | 300円(一日券500円) |
今回は、大府駅から武豊線経由で師崎港から乗るという最安経路を使用しました。武豊駅から日間賀島までの運賃は、1,220円になります。離島に行くための出費としては、なかなかお得な部類に入るのではないでしょうか。
師崎港までのバス一日券についてはこちら
東京から向かう時の隠れたバイパス「武豊線」
それでは、さっそく現地までの様子をご紹介します。まずは武豊線の起点、大府駅へ。東京から5:20の始発で来たので、この時点で時刻は11時くらいです。
ちなみに武豊線の読みは「たけとよせん」です。某有名騎手の読みとは異なりますのでご注意ください。でも、思わず二度見してしまう名前ですね。
武豊線は単線のローカル線ですが歴史は東海道本線より古く、東海道本線の建設用に作られたという経緯があります。沿線には古い建築も多く、現存日本最古の駅舎もこの沿線にあります(亀崎駅)。途中下車して散策してみても楽しそうですね。利用者も多く、毎時2本運行しているので、使い勝手もそれなりの路線です。
30分ほどで、武豊駅に到着しました。ここから知多武豊駅に歩いて乗り換えます。
知多武豊駅までの所要時間は7分ほどです。ここから名鉄で河和駅行きに乗ります(内海駅行きもありますが、そちらに乗ると割高で遠回りになります。ご注意ください)。
河和駅に到着しました。半島の終点らしくのんびりした感じの駅です。
河和港までは徒歩数分ですが、今回は駅前からバスに乗ります。写真のバスが師崎港まで最短距離の知多バス師崎線です。他の路線だと遠回りになりますので気を付けたいですね。
師崎港までの所要時間は30分程度です。
切符売り場のようす。日間賀島の他、隣の篠島にも行くことができ、お得な周遊券もあります(師崎港発着で1,370円)。往復券との差額は30円のため、篠島にも寄りたい方にはおススメです。
各路線の料金はこちら
切符を買って、小型の高速船でさっそく出発です。この時点で時刻は13時15分。ランチにはちょうどいい時間と思っていましたが……はてさて。
少し長くなりましたので、今回はここまで。次回は日間賀島のタコ・フグ料理と島の様子について、ご紹介します!