2019.02.18 早春の渥美半島! 電車とバスを乗り継いで向かう満開の菜の花畑(1)

愛知県には、大きく分けて2つの半島があります。一つは西側に位置する知多半島。常滑焼などの工芸品でも知られ、名古屋から気軽に行ける観光地としても知られています。もう一つは東にある渥美半島。伊勢湾フェリーの発着地として有名ですが、実は県内有数の菜の花の名所という側面を持っています。そこで、今回は菜の花を中心に、渥美半島の魅力をご紹介します!
渥美半島の場所について

愛知県の東側に位置する渥美半島は、車以外に電車・バスでのアクセスが可能です。地元のローカル私鉄・豊橋鉄道なら、バス・フェリーとのセット券も販売しており、お値段は往復で2,000円(土休日限定)。その他、伊勢湾フェリーと組み合わせたセット券も販売していますので、旅行前にはチェックしておきたいですね。所要時間は、豊橋から伊良湖岬まで約1時間35分。名古屋からの場合2時間半程度かかりますので、出発はお早めに。それでは、実際に現地で撮った写真とあわせて、伊良湖岬までの道のりをお送りします。
豊橋から伊良湖岬までの道中

旅の起点、豊橋駅へとやってきました、東口を出て、となりにある新豊橋駅に乗り換えます。

豊橋鉄道渥美線・新豊橋駅の駅舎です。豊橋鉄道は市内に路面電車を持っていますが、渥美線は普通の電車です。終点まで乗車します。

終点の三河田原駅にて。車両は少しレトロなステンレス製。元東急の車両だそうです。

三河田原駅は最近改装され、写真のような円状の駅舎になりました。ここからバスに乗り継ぎます。

本数は1時間1本程度なので、乗り逃すと大変です。ご注意ください。終点まで乗れば伊良湖岬に到着します……

……とは書いてみたものの、菜の花が気になって少し手前の「菜の花畑前」という停留所で降りてみました。ここからは徒歩で向かいます。

目的地の手前ですが、既にいい感じに咲いています。一台停まっている車が全体の構図を引き立てています。

道の両側にも菜の花が。写真を撮りながら、のんびり歩きたいですね。

しばらく歩くと、フェリーが見えてきました。岬に到着です。

ここ伊良湖岬は、鳥羽行きの伊勢湾フェリーが1日8~9本※運行している他、名鉄海上観光船のフェリーも運行しています。本数は少ないですが、師崎、河和、篠島、日間賀島に行くことができます。2~3月なら日間賀島にフグを食べに行く、というのも良い選択かと思います。
※ゴールデンウィークなどの多客期はさらに増発します。詳細はこちらをご覧ください。
伊良湖岬周辺のようす

岬周辺を散策すると、「幸せの鐘」なるものが。何となく、恋人の聖地とおなじ雰囲気が漂います。

丘の上のホテルを眺めながら菜の花を見るのもいいですね。

また、伊良湖岬灯台の辺りは遊歩道が整備されていて、自由に探索することができます。白い灯台が青空によく映えます。

何の変哲もない流木ですが、ここではアート作品に見えるから不思議です。記念に1枚。

遊歩道の岩には、時々伊良湖岬にまつわる歌などを彫ったものも。もともと対岸の鳥羽や伊勢と交流がある地域なので、題材にされやすいのかもしれないですね。

一周回って、伊良湖クリスタルポルトに到着。フェリー発着所を兼ねた道の駅です。ここでお昼にしました。
今回は豊橋から伊良湖岬までの道中をご紹介しました。次回は菜の花祭り会場の様子をご紹介します!
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