2021.04.11 1日350円で乗り放題!「台東・墨田東京下町周遊きっぷ」で行く下町散策(堀切編)
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下町で使える1日あたり350円のフリーパス「台東・墨田東京下町周遊きっぷ」。今日ご紹介するのは、荒川に最も近い「堀切駅」。首都高速6号向島線の分岐点でもある駅周辺は、様々な角度から首都高速を撮れる、思わずワクワクするフォトスポットとなっています。広々とした河川敷で思い思いに写真を撮る魅力を、実際のカットと合わせてお送りします!
荒川に最も近い駅。荒川河川敷から首都高速を鑑賞できる「堀切駅」
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今回ご紹介する堀切駅は、東向島駅から各停で2駅の位置にある、東武伊勢崎線の駅です。写真は下り線(北千住方面)の駅舎。上り線(押上方面)の駅舎は改札外の跨線橋を渡る必要があります。それにしても、このローカル駅感。23区内の駅とは思えない雰囲気です。
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こちらは上り線の駅舎。目の前が荒川土手という「荒川に最も近い駅舎」です。
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線路の上には、前々回の曳舟の紹介でも登場した、首都高速6号向島線が横切ります。首都高速は、堀切で荒川を超えた後、南北に分岐します。今回は、その分岐点を下から撮ってみようというのが主な目的です。
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駅の目の前は、荒川土手の広々とした光景が広がっています。サイクリングやジョギングなどでも人気のエリアです。
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6号向島線を下からパチリ。青い空に巨大建造物がよく映えます。
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縦画像でもう1枚。どちらの構図が良いかはお好みで。
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荒川を渡る高速道路は全部で5本(5号池袋線、中央環状線、6号向島線、7号小松川線、湾岸線)あるのですが、6号向島線はほとんどの場合常磐道への最短距離になることが多いです。交通量の割に車線が少なく、構造上の欠点もあって渋滞が多いことでも知られています。
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徒歩で対岸に渡るためには、300mほど北に堀切大橋を迂回します。
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ここからは、東岸から撮った写真を、何枚かご紹介しましょう。
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堀切JCTの分岐点。近くで見るとそのスケールに驚かされます。
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都会の上空を縦横無尽にうねる高速道路は海外でも有名らしく、1972年の映画「惑星ソラリス」でも未来都市のモチーフとして首都高が登場します。
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三分割法のお手本のような構図です。
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堀切大橋から少し南に歩くと、屋根の左上が丸くなっている建物があります。実は「堀切菖蒲水門」という水量をコントロールするための設備で、実用本位の建物ながら、不思議と印象に残る外観となっています。
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写真には2つしか収まっていないのですが同じデザインの建物が3つあり、3棟並ぶと「だんご三兄弟」のようなシュールな雰囲気が漂います。別に美しくはない造形ですが、記憶に残るってことは良いデザインなのでしょうね。
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また、水門の近くには京成電鉄の駅名にもなっている堀切菖蒲園が。実は江戸時代から続く庭園で、浮世絵の題材にもなっています。
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冬はご覧の通りですが、6月には花菖蒲を見に多くの人で賑わいます。
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荒川に最も近い駅・堀切駅。広々とした荒川土手から首都高速を見上げると、大都市が持っている熱量のようなものを間近で感じることができます。興味のある方はカメラ片手に、散策してみてはいかがでしょうか。
次回は都内有数の一大ターミナル・北千住駅から旧日光街道を通って南へ。歩いてよし食べてよしの街の魅力をお送りします!
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