2021.03.01 1日350円で乗り放題!「台東・墨田東京下町周遊きっぷ」で行く下町散策(錦糸町編)

下町で使える1日あたり350円のフリーパス「台東・墨田東京下町周遊きっぷ」。前回紹介した押上からバスに乗って、錦糸町・両国をめぐるルートを、2回に分けて紹介していきます。まずは墨田区最大の繁華街・錦糸町へ。変わり続ける街の魅力を、現地の写真とセットでお送りします!
錦糸町・亀戸副都心の中心地。都区内最大級の100円ショップも

本日のスタート地点、押上駅の前からバスに乗車します。バスターミナルは東京スカイツリーの東側に位置し、墨田区のコミュニティバス「すみだ百景」が3路線すべて乗り入れているので、拠点にすると便利です。

押上から南に進み、錦糸町駅北口へ。ここも同じくバスターミナルですが、都バスが主に乗り入れています。長距離だと上野御徒町経由大塚駅行きなどの路線も。

それでは、墨田区最大の繁華街・錦糸町の様子を少しご紹介します。今回はバスで来ましたが、JR総武線以外に東京メトロ半蔵門線でも来ることができます。

まずは北口。右に見える建物はアルカキット錦糸町で、ららぽーとなどを経営する三井不動産グループの傘下です。

特筆すべきは、7階に都内最大級の ダイソーが入っている点。他のお店では入荷していないような商品も入手することができます。100円ショップスキーの方はぜひ。

その他、北口の錦糸公園のそばにも大型商業施設「オリナス錦糸町」があります。セイコーの工場跡地を再開発したもので、タワマンにショッピング施設2棟という大規模な作りに。錦糸公園は、休日は家族連れで賑わいます。

続いでは、南口に目を向けてみましょう。まずは駅ビル「テルミナ」に入っているヨドバシカメラ。ヨドバシは秋葉原に超大型店がありますが、ちょっとした買い物ならこちらでも。

京葉道路の向かい側には丸井錦糸町店が。7Fのレストランフロアに特徴があり、デパートにしては安めのテナントが多く入っています。エポスカードが使えてお店ごとの優待も用意されているので、ポイントが余っている方は。

ちなみに丸井の裏には下町餃子の名店「亀戸ぎょうざ」の支店があります。詳しい紹介は亀戸の本店の方で。

そして最後に紹介するのが、錦糸町のランドマーク・東京楽天地。1937年開業の、まさに錦糸町の「顔」と呼べる場所です。

開業当初から、映画などの複数の娯楽を盛り込んだ複合施設として運営されてきた歴史を持ち、現在の錦糸町の雰囲気に大きな影響を与えた建物でもあります。ショッピングエリアには「LIVIN」という西友系のデパートが入っていましたが、2019年以降はパルコが入っています。パルコになってテナントも多様化してきましたので、LIVIN時代を知っている方は、久しぶりに訪れてみてはいかがでしょう。

駅前を通る京葉道路。東京と千葉を結ぶ幹線のため、常に交通量の多い一帯です。

南側もビルが目立ちますが、北口や駅前ほどではない印象です。そのうち再開発されるかもしれませんが。

以上、駆け足でしたが錦糸町の駅周辺を紹介しました。元々江戸時代から物流の拠点でしたが、歓楽街として発展したのは明治に入ってからで、下町としては比較的新しい街になります。どちらかというと観光よりショッピングを期待して訪れた方がいいかもしれません。錦糸町単体なら東京メトロ24時間券も便利ですので、そちらもご検討ください。
錦糸町北口にある、最近支店も出している人気の食べ放題カレー

さて、次の場所に向かう前に、オススメのカレー屋をご紹介します。錦糸町北口徒歩3分の「ヴェヌス サウス インディアン ダイニング 錦糸町店」です。外観は写真のようなシンプルな雰囲気。

特にランチタイムは、税込1100円というお手頃価格で質の高いカレーを楽しめます。早速入店しましょう。

店内は、飾り気の少ない内装ながら外光が程良く入って、素朴な感じがgood。

変にゴテゴテしてない感じがいいですね。インスタ映えしそうです。


ランチメニューですが、予め用意された4種類のカレーが食べ放題になる、というもの。ナンはお店の方が都度焼いてくれます。

金属製のピッチャーに入ったお水が素敵です。テーブルの木目との対比がいいですね。

ナンとカレーにサラダをたっぷり盛って、いただきます。

カレーは肉が惜しげもなく使われた、食べ応えのある一品。野菜がふんだんに使われているカレーもあってヘルシーさも十分。

ナンの上に直接カレーを乗せて、タコス風に食べるのもオススメです。んま〜い。

カレーを入れる金属製の器もありますが、直接皿に盛ってカレーライス風にする手も。

あまりにも美味しかったので、気づけば3人前くらいの量をペロリ。ごちそうさまでした〜。

この後は先ほど降りたバス停に戻り、両国へ。1時間4本程度あるので、ちょこちょこ下車しながらの移動もオススメです。
今回は、墨田区最大の繁華街・錦糸町をご紹介しました。町としては新顔ながら、再開発による伸び代も多く残されている下町のフロンティアでもあります。ここ最近足が遠のいている方は、久しぶりに訪れると新たな発見があるかもしれません。
次回は、日本の国技の総本山にして「画狂」葛飾北斎ゆかりの地・両国をご案内します!
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