2019.03.18 天下第一の桜! 東京から日帰りで行く高遠城址公園の桜まつり(1)
3月も半ばになると、梅や菜の花が見頃を過ぎ、そろそろ桜の季節になります。あっという間に過ぎてしまうお花見の季節、みなさま準備はお済みでしょうか。でも、1日くらいしか時間が取れない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 今回は、東京から日帰り可能で最高の桜が見られる場所として、「高遠城址公園」をご紹介します。「天下第一の桜」としてリピーターも多い唯一無二の桜を見に、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
高遠城址公園へのアクセス手段
高遠城は長野県でも南信に位置する、伊那市高遠町にあります。東京からはどのように行けばよいのでしょうか。周辺の路線を図にしてみました。
ご覧の通り、東京からは迂回が必要な、ちょっと行きにくい位置にあります。しかし観光地だけあって、割引切符なども用意されているため、それらを使えば比較的安くアクセスすることができます。高遠までの主な移動手段は、以下の通りです。
新宿駅から高遠駅までの料金 | 所要時間(目安) | 備考 | |
---|---|---|---|
特急を利用し、伊那市駅でバスに乗り換えた場合 | 6,720円 | 約5時間 | 「お先にトクだ値」を利用した場合は5,440円 |
特急を利用し、茅野駅で臨時バスに乗り換えた場合 | 6,938円 | 約3時間10分 | 「お先にトクだ値」を利用した場合は5,270円 |
「新宿・高遠 連絡きっぷ」を利用した場合 (高速バス+伊那市駅でバス乗り換え) |
3,750円 | 約4時間20分 | |
普通列車を利用し、茅野駅で臨時バスに乗り換えた場合 | 4,342円 | 約5時間 | 青春18きっぷを利用した場合は往復約5,150円 |
※2019年4月現在の運賃です。
※茅野駅発着のバスは4月の一部期間に運行。高遠駅までの運賃は1,390円。
※伊那市から高遠駅までの運賃は520円。
茅野駅からの臨時バスは特急を基準にダイヤが組まれているため、特急+臨時バスが最速の手段となります。飯田線は、新宿から向かう場合時間を要するため、松本などの比較的近距離から利用するのに適しています。あるいは豊橋からのんびり寄り道しながら向かう、というのもいいですね。
その他、18きっぷを使う方法もありますが茅野駅からの臨時バスの運賃が高めなため、それほどオトクではないのが悩み所です。往復で見ると最安のため、小淵沢などに寄り道したい方や旅費を抑えたい方におススメです(小淵沢には「元気甲斐」という有名な駅弁もあります)。
今回は、値段と時間のバランスが良い「新宿・高遠 連絡きっぷ」を利用しました。
※2019年3月までは往復6,900円という有難い値段だったのですが、さすがに値上げとなりました。それでも選択肢としては有力だと思います。
高遠さくら祭りについて
また、高遠城址公園では桜の時期に合わせて、「高遠さくら祭り」というイベントを行います。特設ページではイベントの紹介の他、桜の開花状況について詳細な情報が載っていますので、事前にチェックしておくことをおススメします。行ってみたものの見頃が過ぎていた、ということがないように、予め情報は集めておきたいですね。
次回は高速バスを使って、東京から高遠城址公園に日帰りした様子をお送りします!
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