2019.07.18 安くて旨くて個性的! B-1グランプリ発祥の地「八食センター」で寿司と展示を楽しむ
東京から電車一本で来られる三陸最大の都市・八戸。前回の種差海岸に続いて、今回は八戸市民の台所「八食センター」に向かいたいと思います。安くて旨い海の幸もさることながら、展示が斜め上を行っていることにも定評のある当施設。さっそくご紹介します!
八食センターとは
八食センターは、八戸市の少し外れにある、八戸卸センターの隣にある施設です。一番近い長苗代駅からも徒歩20分と微妙な距離ですが、八戸駅から100円バスが運行しています。八戸駅は東京から東北新幹線で一本なため、すこし時間が空いた時の寄り道にもおススメです。
レストラン・市場・お土産屋の機能を併せ持った八食センターの売りは、ずばり「寿司」。お店によっては、新鮮なネタが1貫50円~という大変リーズナブルな値段で楽しめます。北陸も寿司のクオリティは高いのですが、あちらは値段が高いのがネック。その分、八戸なら値段を気にせず楽しむことができます。安くて旨い寿司を探している人には、まさに絶好のスポットです。
迸る東北センス! 一度見たら忘れない八食センターの展示
それでは、さっそく八食センターに行ってみましょう。八戸駅前から100円バスに乗ります。本数は1時間に1本強、八食センターまでの所要時間は12分~20分程度です。
八食センターに到着。写真はレストラン棟の「厨スタジアム」で、より広い市場棟も併設されています。
さっそく中に入ると、そこには大きな鳥居と「B-1グランプリ」の文字が。実は八食センターはB-1グランプリ発祥の地でもあり、2006年に第1回大会が開催されています。左には何やら意味深な大鍋が。
大鍋は第1回を企画した八戸せんべい汁研究所の持ち物らしく「マ汁ガーZ」という名前が付いています。ネーミングといい説明といい東北センス満開な内容に、写真を撮らずにはいられません。
また、ちょうど私が訪れた時期は、施設内には多くのポスターが。どれもこれも非常にパンチの効いた表現で一度見たら忘れられない内容なのですが、期間限定らしく今は掲載していないそうです。次に訪れる頃には、また面白い企画をやっているかもしれないですね。
新鮮なネタが一貫50円! 知られていないのが不思議なレベルの「八戸の寿司」
続いて、今回のメインテーマとなる「寿司」をご紹介します。本日お邪魔したのは「勢登鮨 八食センター支店」。お惣菜、カレー、ラーメンなども販売しているお店です。
早速お寿司を頂きます。まずはサンマ、イワシと〆サバ。2貫で100円~110円です。一番安いメニューなのに、抜群に美味いのがいいですね。
続いてサーモン、イカ、タコなど。旬のものは特別に安くなることもあるようです。時期を見て訪れるのも一つの手かもしれません。
寿司が自慢の地域は全国各地にありますが、安くておいしい地域はなかなか巡り合えないので、八食センターは非常にありがたい存在です。八戸に行くたびに、リピートしています。
寿司を一通り堪能したところで、次の目的地に向かいました。写真は八戸駅行ですが、八戸中心街に向かう200円のバス(目的地によっては150円)もあります。ごちそうさまでした~。
今回は八戸の食の中心地「八食センター」をご紹介しました。市場棟の方は写真を載せていませんが、そちらも非常に活気があります。八戸を訪れた際は、一度立ち寄っていてはいかがでしょうか。
次回は日曜の早朝限定で開催される、日本最大級の朝市「館鼻岸壁朝市」をご紹介します!