2019.04.25 3年に1度の祭典! 瀬戸内国際芸術祭の離島たち(小豆島編・その3)
気分は地中海? 風車が回る「道の駅小豆島オリーブ公園」
小豆島の東に位置する「二十四の瞳映画村」を後にして、一路西を目指します。途中通ったのは、「道の駅小豆島オリーブ公園」。眺めがきれいなことでも有名な公園です。
島の斜面に、オリーブと遊歩道が整備されています。
また、園内にあるオリーブ記念館には物販コーナーもあり、小豆島産のオリーブオイルなどを買うことができます。イタリア産と比べると割高ですが、国産のオリーブオイルは希少なため、お土産にすると喜ばれるかもしれませんね。
園内の「オリーブの丘」と呼ばれる一角には風車もあります。なかなか雰囲気が良いです。
風車と海という組み合わせは、カメラマンならずともシャッターを押したくなります。
少し歩いて、砂浜まで降りてみました。瀬戸内海の島々と静かな海が、実に絵になります。夏場はここも海水浴で賑わうのでしょうか。
訪問は干潮時に! 幸せを運ぶ砂の道「エンジェルロード」
オリーブ園からさらにバスに乗り、西の方へ。時刻は午後6時を回り、日が落ちてきました。今回の最終目的地「エンジェルロード」の手前で下車します。
エンジェルロードは小豆島本島と3島(中余島・小余島・大余島)をつなぐ砂の道で、干潮時は写真のような素晴らしい光景を見ることができます。ぜひ時間を決めて訪れたいですね。
手前には、展望台へ続く階段があります。
展望台から見たエンジェルロードの全景。この辺は恋人の聖地らしいですが、それも納得です。
エンジェルロード側から撮ったようす。右に写っている岩が展望台で、左がホテルです。
左上に月を入れて一枚撮ってみました。月がもう少し大きいとバランス取れそうですね。
この後は土庄港からフェリーに乗って、高松港に帰ってきました。
名所が盛りだくさんの、小豆島の旅。日帰りだとゆっくり見るのは難しいかもしれません。小豆島には魅力的な旅館・ホテルがたくさんありますので、のんびり離島の旅を楽しみたい方は、宿泊も検討してみてはいかがでしょうか。
おまけ:今回紹介しなかった小豆島の名所たち
さて、今回は東から西に向かって小豆島を移動しましたが、時間の関係できちんと寄れなかった場所がありました。ここで少し紹介します。
寒霞渓ロープウェイ
小豆島は寒霞渓という国立公園にも指定された名勝があり、山頂に上がるのに「寒霞渓ロープウェイ」という乗り物があります。特に紅葉の時期は眺望がすばらしいことで知られているのですが、問題はアクセス手段。バスの本数が6往復程度だったため、見送りとなりました。紅葉の際は、できるだけ時間に余裕をもって乗車したいところです。
また、寒霞渓ロープウェイに向かうバスの途中では、小豆島に4つあるダムの一つ「内海ダム」を見ることができます。長い川が少なく、意外と難しい離島の水事情。それでも大規模な設備は少ないので、初めて見た方は驚くかもしれないですね。
土渕海峡
小豆島には、世界一狭い海峡があるのをご存知でしょうか。その名は「土渕海峡」。幅10メートル程度のその海峡は市街地にあることも相まって、見た目は川にしか見えません。橋を渡ると土庄町役場で証明書がもらえるようですので、話のタネに一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ここまで3回にわたって瀬戸内海の離島・小豆島について紹介してみました。しかし、瀬戸内国際芸術祭の舞台となる離島はまだまだ沢山あります。次回は最近「アートの島」として絶賛売り出し中の「直島」をご紹介します!
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※当記事の写真は全て2016年3月に撮影したものです。現状とは異なる可能性がありますのでご注意ください。